- しんき
- I
しんき【心悸】心臓の鼓動。 心臓の動悸。IIしんき【心機】心のはたらき。 心の動き。 心持ち。IIIしんき【心気・辛気】(1)心持ち。 心。 気持ち。 気分。(2)心がはればれしないこと。 くさくさすること。 また, そのさま。
「不断からえら~な人で, あぢよいつても真(ホン)にしねえだ/めぐりあひ(四迷)」
~を砕(クダ)・くいろいろと気を遣う。~を燃や・す気をもむ。 じれったがる。IV「ええまだ盃は取れまいと, ~・してゐる所に/浄瑠璃・用明天皇」
しんき【振起】ふるいおこすこと。 ふるいおこること。V「賢明英傑の人有て之を鼓舞し之を~せんと欲する/明六雑誌 1」
しんき【新奇】目新しく変わっている・こと(さま)。「~をてらう」「ちと~な疑問を, 心に呼起されたのでした/小公子(賤子)」
﹛派生﹜~さ(名)VIしんき【新禧】新年を祝うこと。VII「恭賀~」
しんき【新規】(1)新しい・こと(さま)。「~採用」「~開店」「~な仕事の準備(シタク)に取掛つたりしやうと考へた/家(藤村)」
(2)新しい客。 多く「御(ゴ)新規」の形で飲食店で用いる。「御~さん」
(3)新しい規則。VIIIしんき【晨起】朝早く起きること。 早起き。IXしんき【神亀】めでたいことの起こる前兆といわれる不思議な亀。 霊亀。Xしんき【神器】神をまつるときに用いる器具。→ じんぎ(神器)XIしんき【神奇】不思議なこと。XII「当時愚民の多きに乗じ其事を~にし愚民を恐嚇して/明六雑誌 14」
しんき【神機】霊妙なはたらき。 はかり知れない機略。XIII「~縦横」
しんき【神気】(1)万物を組成する気。(2)不思議な雲気。 霊気。(3)心身の力。 気力。(4)精神。 魂。(5)すぐれた趣。XIVしんき【神鬼】(1)神と鬼。(2)鬼神。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.